泉大津走行会 最終日!!
元気いっぱいの1年生に走行会のブログを書いてもらっていましたが,
最終日だけ抜けていたので,リーダーの後藤が報告します.
8/19,8/21~23にかけて怒涛の走行会4連戦を行って来ました.
というのも,今年度はエンジンを新しく組んでは
コンロッドメタルが焼き付いてという事件を2回ほど繰り返していました.
その問題により十分な走行回数を重ねることができていませんでしたので
この4連戦を開催するに至ったということです.
(焼き付きの原因は既に判明し,対策済みです.関係各所にはお騒がせしました.
キーワードは「2相流の圧力損失」ですね.)
チーフエンジニアのIzukyoは今年何回エンジンばらしたことか…
既にヘッド周りなら手順・締め付けトルク等もマニュアルを見なくても
覚えているレベルのようです.
それはさておき,最終日は神戸大学さん,同志社大学さん,京都工芸繊維大学の計4大学合同で行いました.
内容としては,既に発表されている大会エンデュランスコースを模擬したコースをもとに
午前中はオートクロス,午後はエンデュランスの形式で進めていきました.
私達の目的としても,できる限り多くの走行回数を稼いで,ドライバー練習に充て
最終的にはオートクロスで1発のタイムを出せるようになること,
エンデュランスでは環境に合わせてコンスタントに走り切れることを目標に設定しました.
また,車両面においては前日のTest Dayで消化できなかった,舵角と転舵力の関係の実測と
エンデュランス22周を走りきれるか車両耐久性確認をすることを目的として今期最後の走行会に望みました.
午前中は大きなトラブル無く無事に消化でき,セカンドドライバーの
サスリーダーS中氏も,今年から新ドライバーになったにも関わらず
私から1秒落ちまで詰めてくれたりと,順調に練習を重ねていきました.
午前も終わり午後のエンデュランス5周形式になった2回目の走行で
突然,「あれっ,ギアが動かない.」
初めは今年から採用したニューマチックシフターの問題かと思っていましたが
手で動かしても全く動かないため,トランスミッション内部の問題だと判明しました.
2速に入ったままだったので,そのまま固定で走行しても良かったのですが,
最後の走行会ということもあり,できる限り不安要素は消して走行したい.
そこで急遽,クラッチ・トランスミッションのOHを行うことにしました.
前述,Izukyoがこれまた手際よくこなしてくれて結局2時間で終わらしてくれて
最後のエンデュランス22周を走り切れることができました.
今年の車両はセッティングを煮詰める機会が少なかったにも関わらず
十分ポテンシャルを発揮してくれています.
特に乗った印象としては,リアが素直ということとスキッド限界付近を使いやすいということです.
(タイヤの変化が大きく影響しているかもしれませんが…)
スラロームではヨーゲインが大きく,ドライビングしていてもとても気持ちが良いです.
セカンドドライバーとの差が小さくなったことは,設計において意図していた
「扱いやすい車両特性」を実現できている証拠なのではと考えています.
今年は他大学さんも速いチームがたくさんいるので,要注意ですが
OFRACはOFRACらしく,静的を含めての総合力で頑張ります.
これで事前の走行会も終わりました.
大会までにはシャシダイが残っていますが,あとは車両の完成度向上と
静的審査対策に尽力していきたいと思います.
大会まで残り僅かとなりましたが,最後まで気を抜かずに走り続けていきます.



最終日だけ抜けていたので,リーダーの後藤が報告します.
8/19,8/21~23にかけて怒涛の走行会4連戦を行って来ました.
というのも,今年度はエンジンを新しく組んでは
コンロッドメタルが焼き付いてという事件を2回ほど繰り返していました.
その問題により十分な走行回数を重ねることができていませんでしたので
この4連戦を開催するに至ったということです.
(焼き付きの原因は既に判明し,対策済みです.関係各所にはお騒がせしました.
キーワードは「2相流の圧力損失」ですね.)
チーフエンジニアのIzukyoは今年何回エンジンばらしたことか…
既にヘッド周りなら手順・締め付けトルク等もマニュアルを見なくても
覚えているレベルのようです.
それはさておき,最終日は神戸大学さん,同志社大学さん,京都工芸繊維大学の計4大学合同で行いました.
内容としては,既に発表されている大会エンデュランスコースを模擬したコースをもとに
午前中はオートクロス,午後はエンデュランスの形式で進めていきました.
私達の目的としても,できる限り多くの走行回数を稼いで,ドライバー練習に充て
最終的にはオートクロスで1発のタイムを出せるようになること,
エンデュランスでは環境に合わせてコンスタントに走り切れることを目標に設定しました.
また,車両面においては前日のTest Dayで消化できなかった,舵角と転舵力の関係の実測と
エンデュランス22周を走りきれるか車両耐久性確認をすることを目的として今期最後の走行会に望みました.
午前中は大きなトラブル無く無事に消化でき,セカンドドライバーの
サスリーダーS中氏も,今年から新ドライバーになったにも関わらず
私から1秒落ちまで詰めてくれたりと,順調に練習を重ねていきました.
午前も終わり午後のエンデュランス5周形式になった2回目の走行で
突然,「あれっ,ギアが動かない.」
初めは今年から採用したニューマチックシフターの問題かと思っていましたが
手で動かしても全く動かないため,トランスミッション内部の問題だと判明しました.
2速に入ったままだったので,そのまま固定で走行しても良かったのですが,
最後の走行会ということもあり,できる限り不安要素は消して走行したい.
そこで急遽,クラッチ・トランスミッションのOHを行うことにしました.
前述,Izukyoがこれまた手際よくこなしてくれて結局2時間で終わらしてくれて
最後のエンデュランス22周を走り切れることができました.
今年の車両はセッティングを煮詰める機会が少なかったにも関わらず
十分ポテンシャルを発揮してくれています.
特に乗った印象としては,リアが素直ということとスキッド限界付近を使いやすいということです.
(タイヤの変化が大きく影響しているかもしれませんが…)
スラロームではヨーゲインが大きく,ドライビングしていてもとても気持ちが良いです.
セカンドドライバーとの差が小さくなったことは,設計において意図していた
「扱いやすい車両特性」を実現できている証拠なのではと考えています.
今年は他大学さんも速いチームがたくさんいるので,要注意ですが
OFRACはOFRACらしく,静的を含めての総合力で頑張ります.
これで事前の走行会も終わりました.
大会までにはシャシダイが残っていますが,あとは車両の完成度向上と
静的審査対策に尽力していきたいと思います.
大会まで残り僅かとなりましたが,最後まで気を抜かずに走り続けていきます.


